我が家のガラスの器
Glassware in my home
そろそろ季節的に気分的にガラスの器が気になる頃。
我が家は年中ガラスの器が登場するんですが、やっぱり暖かくなってくると目が行くし、積極的に使いたくなるのがガラスの器ですね。
良い季節になってきたので、愛用しているガラスの器をご紹介させてください。
ガラス製品って生活の中に沢山あると思うのですが、一番身近な存在がグラス。
私もそうですが、毎日使っている人も多いアイテムです。
気になっているガラス作家さんの作品、何から買おうかなっ?て悩んでいる場合、まずはグラスから購入して使ってみるのがオススメです。
というのもやっぱり積極的に毎日使ってもらいたいから。
で、そこからハマると当然一緒に並べてあるガラスの器も気になってくるんです。
グラスとは違った魅力が器にはある。ガラスの器に盛り付けるものは自由で自在。
自由な発想で思い思いのお料理を盛り付ける、いつものお料理がちょっと違った表情を見せ、キラキラと特別に見えるから不思議です。
気負わずに毎日の食卓で是非使ってもらいたい、そんなガラスの器たち。
そしてガラスの器をテーブルの上で他の器と合わせてみると…かなりの確率で陶器や磁器、さらには漆器や木工、ステンレスなど様々な器と合わせられるんです。
土物の器が多くてちょっと重めの器合わせだなって時に、お気に入りのガラスの器を加えてみる。そうすると一気にテーブルの表情が変わって、軽やかにリズミカルになったり。
色味が多くてごちゃごちゃした感があるって時には、どれか1枚をガラスに変えてみると一気にまとまった印象になったり。
時にはおもてなしのテーブルに加えると、華やかさが増して特別感がプラスされたり。
様々なシーンで使えるのもガラスの器の良い点です。
素材が多種にわたる合わせの場合は色味で統一すると◎
昔から愛用していて動画でも多く登場しているのが、三浦侑子さんのガラス。
優しい湾曲や曲線が美しく、少しぽってりとした印象に温もりを感じるガラスたち。
さらに爽やかなクリアと対照的に、印象深い味わいを生むスモークも素敵。
どちらもすっと食卓に馴染むカラーで、三浦さんの器は食卓で主張しないところが使いやすいんです。
以前三浦さんがインタビューで話されたていたのですが、手にした時の適度な重み、そして厚みも陶器に近づくよう考えながら作られているそう。
だから食卓に馴染む。毎日使える。
さらに気兼ねなく洗えるようにという、三浦さん自身の主婦目線も兼ね備えた器なんです。
パスタ皿とスープカップをガラスに、陶器と馴染みます
個性的な器の中に入れてもガラスが入ることで軽さが生まれ良いポイントに
大きなプレートの上にガラスのカップをのせるアレンジ
次はハンドメイドで日用品を作るガラスブランドとして立ち上がった、WASHIZUKA GLASS STUDIO。
こちらも昔から愛用している鷲塚貴紀さんのガラスです。
鷲塚さんは、使い道を想像しやすい素直な形を心がけて作られているそうで、まさにその通りの器たち。
マウスブローで1点1点作られる器は特別でなく日常で使うために、溶け込みやすいよう作られているのが、使っていて分かります。
鷲塚さんのガラスの特徴は端がすっと手や口に馴染む、繊細さを持っている事。
グラスでは口に当たる部分がすっと馴染む、器では端が輪郭を意識しないように馴染む感じがあるんです。
これは使ってみてわかることだから、是非使ってみてもらいたい。
白いテーブルクロスにのせた時に輝くはちみつ色や、ニュアンスのあるスモークやチャコールはかっこ良さもあり、コーディネートで使い分けています。
私が昔から愛用しているスモークは生産を中止されたそうなので、見つけたら貴重ですよ!
陶器の器の上にガラスの器を重ねて使うとレストラン風に
個性的なテーブルでもすっと馴染み、一番大皿をガラスにすることで軽さを出したコーディネート
料理を際立出せたい時にガラスの器を使うのも効果的
このボウルかなり重宝していて普段はサラダに和え物に、写真の感じで1種だけガラスボウルに盛り付けてアクセントにも使える万能選手
3人目は優しいニュアンスのホワイト『白のうつわ』が代表的な小宮崇さんのガラス。
透明じゃない、ホワイトのガラスの魅力に惹かれたのが出会いです。
光を通す淡い輝きを持ち、テーブルにのせるとホワイトなのですっと馴染む。
それでいてお料理をのせると独特な表情を作ってくれることに、何ともいえない魅力を感じます。
白のうつわは、薄っすらとグレーが混ざる透明ガラスで仕上げられ、裏面はサンドブラスト加工した白で仕上げられており、表面は艶やかな質感、裏面はマットな質感と2つの質感が特徴的。
同色の白い陶磁器と合わせてもいいですし、ガラス由来のちょっと冷たい印象のホワイトなので写真のようにブルー系の器ととても相性が良いです。
パッと見ガラスとは思わない馴染み感が良い白のうつわ
いつもの天ぷらもガラスプレートでワンランクアップ
デザートカップは前菜を盛り付けるのにぴったり、器を変えるだけでいつもの前菜が雰囲気でます
よく使うガラスの器で言うと、リムプレート。
ガラスのリムプレートは本当に使い勝手が良く、そしてお料理が映える!というのが持論。
何よりいつものお料理がワンランクアップして見えるから不思議なんです。
いろいろな作家さんのガラスのリムプレートを持っていますが、どれも年中大活躍。
リムプレートは元々余白を楽しむ器だと思っているんですが、その余白を楽しみながらテーブルにのせた時に馴染むのがガラス。
素材の特性上透明なリムが主張しすぎないので、すっと馴染んで圧迫感もない。
だから使いやすいんです。
ガラスの器の中で選ぶのが、リムプレートってハードル高いなって思われる方もいるかもしれませんが、実は1番使える優秀なプレートなので、初心者さんにもオススメです。
リム幅は様々、細いタイプ厚いタイプお料理に合わせてセレクトしています
👇三浦侑子さんのガラスリムプレート
これからの季節冷製パスタをのせて
中華のフカヒレご飯もガラスと合うんです
👇fresco ガラスリムプレート
いつものマリネがおもてなしの1品に
サラダもガラスに盛り付けるとオシャレな1皿に様変わり
ちょっと食卓の雰囲気を変えたい、新しい風を吹き込みたいと思う方に、これからの季節オススメのガラスの器。
日常使いで積極的に使ってもらいたい器たちを中心にご紹介したので、是非いつもの食卓に取り入れてみて下さいね!
また、本日ご紹介した器の一部を「公式通販 器のある暮らし」で販売しています。
気になった方は是非下記からチェックしてみてください。
ホワイトとブルーの女子会コーディネート
*小宮崇 ガラスプレートM
*小宮崇 ガラスデザートカップ
新しい季節を迎えるコーディネート
*fresco olive stained plate S
冬の温もりあったかコーディネート
*鷲塚貴紀 Dish150 clear